2025.05.30ブログ
安全衛生委員会
本日、保健師の先生をお招きし安全衛生委員会を開催しました。

今年も暑い夏がやってきそうですが、熱中症への備えはできていますか?
近年は熱中症による労働災害で1年に約30人が亡くなり、1000人以上が4日以上の休業災害となっています。
6月1日から熱中症対策の義務化が施行されます!
対象:以下の2点が見込まれる作業
①暑さ指数(WBGT)28℃以上 または気温31℃以上の環境
②連続1時間以上 または4時間/日を超える
罰則:場合により6カ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
義務内容
1.体制整備
「熱中症のおそれ・自覚症状がある作業員を見つけた者」がその旨を報告するための体制整備
→職場巡視やバディ制の採用、双方向での定期連絡など
2.手順作成
熱中症の恐れがある労働者を把握した際に迅速かつ的確な判断ができるよう、必要な措置等の手順作成
→会議室などわかりやすい場所への掲示、朝礼や社内メールなどでの通知
3.関係者への周知
上記1.2を関係作業者へ周知
いつもと違うと思ったら熱中症を疑いましょう!
・手足がつる
・立ちくらみ、めまい
・吐き気
・汗のかきかたがおかしい
などの症状があればすぐに周囲の人や現場管理者に申し出るようにしましょう。
【暑さに負けないからだづくり】
①規則正しい生活習慣
「アルコールの飲みすぎ、寝不足、ごはん抜き」には注意しましょう!
②持病の管理
持病があると熱中症リスクが高く、要注意です
③水分・塩分補給と休憩
マスクをしていると喉が渇きにくいので注意!
からだのほてりは涼しい部屋でリセットしましょう
④暑さに慣れておく
熱中症になりにくい汗をかけるからだを作っておきましょう(湯船につかる、ややきつい運動)
熱中症に対する正しい知識を身に着け、熊本の暑い夏を今年も一緒に乗り切りましょう!